【レポート】常磐線サイクルトレイン連結イベント 「笠間・水戸・大洗パワースポットライドツアー」【県央】

いばらきプレDCに合わせたライドイベント

 常磐線サイクルトレインで行く茨城開運サイクリングイベント「笠間・水戸・大洗 パワースポットライドツアーが10月1日、県央エリアで開かれた。

 この日は、茨城県とJR東日本が連携して来年、展開する観光キャンペーン「茨城デスティネーションキャンペーン(DC)」に先立ち実施する「プレDC」に合わせ、手持ちの自転車を解体せずに載せられるサイクルトレインが上野駅発着で運行。車内では、インフルエンサーのMoeさん、mizuさんによる車内アナウンスなどが行われ乗客を楽しませた。

ホームでは大井川茨城県知事やデヴィ婦人、JR東日本水戸支社の小川市社長、JR水戸駅の小森駅長がサイクリストを迎えた

 当日のコースは2種類。山裾に広がる絶景スポット「飯田ダム」や日本三大稲荷「笠間稲荷神社」を回る『城里・笠間カントリーサイドコース」と、コキアが色づく「国営ひたち海浜公園」や開運スポット 「干し芋神社」、「大洗磯前神社」を巡る「ひたちなか・大洗シーサイドコース」。それぞれ50km~70kmのコース設定で地元ガイドライダーがサポートするというもの。

 JR関係者や自治体関係者、通行客らの拍手の中、それぞれのコースに出発。筆者はmizuさんがゲストで走行する「ひたちなか・大洗シーサイドコース」を伴走した。

ガイドライダーを務める地元サイクリスト

「ひたちなか・大洗シーサイドコース」

①黒澤醤油店(ひたちなか市)

甘酒のかかった醤油ソフトと醤油プリンが選択できた。この日は気温も高く、醤油ソフトを選ぶ参加者が多かった。

②国営ひたち海浜公園

園内にサイクリングコースのある公園。レンタサイクルも充実していて、この日も家族連れなどがサイクリングを楽しんでいた。

③ほしいも神社(ひたちなか市)

ずらりと並ぶ金の鳥居。

気さくな神主さんが「どんどん撮影して!」と笑顔を見せる。バイクは自前のもので「インスタ映えするからバイクにも乗って写真撮ってね」とサービス精神旺盛だ。

「大洗・ひたち海浜シーサイドルート」という名の通り、海沿いを走行する。海風と波の音が心地よい。

フォトスポットとしても有名な大洗磯前神社の神磯の鳥居。

③大洗シーサイドステーション(大洗町)

万祝焼きとメロンソーダが振る舞われた。アニメ「ガールズ&パンツァー」のギャラリーやパネルも多く、興味深げに覗く参加者の姿も見られた。

④大串貝塚ふれあい公園(水戸市)

「常陸国風土記」に巨人伝説の地「大櫛之岡」として言及されている。文献に記載された貝塚としては、世界で最も古いという。

だいだらぼうの像には、貝塚にまつわるおもしろエピソードを巨人像の写真やイラストとともに紹介するパネルが設置されているほか、敷地にはだいだらぼうの足跡を模した池もある。

 連日全国を飛び回っているmizuさんだが、疲れなど微塵も感じさせない軽快なペダリング。エイドや休憩ポイントごとにグループ間移動していたが、各グループで参加者一人一人とコミニュケーションをする気配りと快く写真撮影に応じる対応を見せ、参加者からはたくさんの笑顔が見られた。

 ゴール到着後は自由解散。ライドを共にした参加者同士が会話を楽しんだり、SNSのアカウントを交換したりする様子もあった。

企画運営:水戸商工会議所

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